鉄、ステンレス、アルミ、真鍮、銅、焼結部品等のバレル研磨工程と自動車部品組立工程を行っております。
ベアリングと言うとボールベアリングを思い浮かべると思いますが、当社ではシェル形ニードルベアリングを主に製造しています。
ベアリングは日常生活で普段手に触れている機械に使用されてます。
自動車や自転車、船舶やATM等々の駆動部分にはベアリングが使用されているのです。
横山研磨工業では、大手自動車部品メーカーから委託されたベアリング製造におけるバレル研磨作業を行っております。
バレル研磨
バレル研磨とは、ワークとメディア(研磨石)コンパウンド(研磨剤)との相対摩擦により加工を行う研磨方法です。機械加工品、プレス品、焼結品、ダイカスト品、熱処理品のバリ取り、スケール除去、R付け、平滑仕上げ、光沢仕上げなどあらゆる仕上げ目的に対応できる万能機械です。
バレル研磨の特徴
いくつかある研磨方法の中には手作業が必要となるものがありますが、手作業だと仕上がりにばらつきが出てしまいます。バレル研磨の場合には装置で混ぜることで作業担当者に関係なく仕上がりを一定にすることが可能です。また装置の中に複数の製品を投入できるため、多くの量を一度に研磨することができます。
バレル研磨方式の種類
回転バレル研磨機
バレル(樽)を回転させることで、製品とメディア(研磨石)、コンパウンド(研磨材)、水等の内容物がすべり層の部分で相互運動を行い研磨する方法です。
振動バレル研磨機
振動によってバレル槽内の製品とメディア(研磨石)が相互に摩擦運動する方式です。
流動バレル研磨機
底部回転盤を洗濯機のように回転させることにより、流動状態を固定槽内壁側に作り出し、研磨を行う方法です。
遠心バレル研磨機
複数個のバレル(樽)が公転、自転をを組み合わせた高速回転を行い、槽内の製品とメディア(研磨石)に遠心力による高圧を加えて研磨する方法です。
長年培った知識、経験、技能と多種多様な設備で、お客様のご要望に沿った研磨方法をご提案いたします。